- 「頬や鼻の赤みが消えない…」
そんなお悩み、ありませんか? - このようなお悩みございませんか?
- 酒さ・赤ら顔とは
- 酒さ・赤ら顔の原因
- 酒さ・赤ら顔のステージ
- 当院で行う酒さ・赤ら顔の治療
- あなたに合った酒さ治療を
- よくある質問
「頬や鼻の赤みが消えない…」そんなお悩み、ありませんか?
ほほや鼻周りの慢性的な赤み、温度差で顔が赤くなるといった症状でお困りではありませんか?このような症状は「酒さ」や「赤ら顔」の可能性があります。
原因は完全には明らかになっていませんが、日光への曝露やストレス、急激な寒暖差や食べ物など様々な要因が関与していると考えられています。
放置すると症状が徐々に進行してしまうこともあるため、正確な診断と個々の患者様のお肌の状態や体質に応じた適切な治療が重要です。
このようなお悩み
ございませんか?
- 頬や鼻周りの赤みが慢性的に続いている
- 緊張や気温差、飲酒で顔が真っ赤になる
- 肌がヒリヒリ・ピリピリしやすい
- 赤ら顔がコンプレックスでメイクで隠している
- 市販の化粧品では改善しなかった
- 炎症や湿疹を繰り返している
- 鼻や頬に毛細血管が浮いて見えるようになった
- 「酒さ」と言われたがどう治療すべきかわからない
酒さ・赤ら顔とは
酒さや赤ら顔は鼻やほほ、額やあごなどに持続性の赤みが生じる病気です。症状の特徴として、赤みだけでなくニキビのようなふくらみが現れることがあり、患部はヒリヒリ感やほてり、乾燥感などの症状も伴います。
進行すると血管が拡張して血管網が透けて見えるようになったり、皮膚がボコボコして形が変わったりする場合もあります。
酒さ・赤ら顔のタイプ
症状の現れ方や進行の度合いによって、以下の4つのタイプに分類されます。 それぞれの特徴を理解することで、適切な対処・治療に繋げることが大切です。
紅斑毛細血管拡張型(初期タイプ)
酒さの初期にあたるタイプで、頬や鼻の周囲に一時的または持続的な赤みが現れます。毛細血管が拡張して、うっすらと血管が透けて見えることもあります。刺激によりヒリヒリ感を感じる場合もあり、紫外線や温度変化などの外的要因が悪化の原因になることも。
この段階では、保湿やUVケアなど日常のスキンケアが中心の対応となります。
丘疹膿疱型(炎症が進行したタイプ)
赤みに加え、ニキビのようなブツブツ(丘疹)や膿をもった発疹(膿疱)が出てくるタイプです。皮膚が荒れやすくなり、ヒリヒリとした不快感や炎症による痛みが現れることもあります。
悪化すると色素沈着や跡が残ることがあるため、皮膚科での治療が推奨されます。
鼻瘤(びりゅう)型(皮膚の肥厚を伴うタイプ)
酒さが重症化すると、鼻の皮膚が厚く盛り上がり、ゴツゴツとした見た目になる「鼻瘤」が生じることがあります。特に男性に多く見られ、見た目の変化による心理的な負担も大きくなるタイプです。
この段階では皮膚科的治療や、場合によっては手術が必要となることがあります。
眼型(目に症状が及ぶタイプ)
皮膚の赤みに加え、目の乾燥感・異物感・かゆみ・充血など、眼のトラブルを伴うタイプです。重症化すると視力に影響を及ぼすこともあり、眼科での専門的な治療が必要です。
皮膚症状が目に波及している場合は、早めの受診をおすすめします。
酒さ・赤ら顔の原因
酒さの明確な原因は完全には解明されていませんが、慢性的な血管拡張や顔面の静脈還流障害、抗菌ペプチド(カテリシジン)の機能異常やニキビダニの増殖などが挙げられます。
これらが引き起こされる誘因としては、紫外線への曝露や急激な温度変化、精神的ストレスや刺激物の摂取、ホルモンバランスのなどが知られています。
酒さ・赤ら顔のステージ
酒さ(しゅさ)は、症状の進行に応じて4つのステージに分類されます。
初期の一時的な赤みから、炎症や皮膚の変形を伴う重度の症状まで、段階的に悪化することがあるため、早期の対処が重要です。以下では、それぞれのステージの特徴をご紹介します。
酒さ前駆期(軽度)
最も初期の段階で、顔が一時的に赤くなるのが特徴です。
気温差、ストレス、アルコール、辛い食べ物などが引き金となり、一過性のほてりや赤みが現れます。
この時点では赤みがすぐに引くことが多いですが、繰り返されることで次のステージへ進行することも。
紫外線対策や生活習慣の見直し、低刺激のスキンケアなど、セルフケアでの対応が効果的です。
血管期
赤みが一時的ではなく、頬や鼻のまわりに持続するようになります。
毛細血管が拡張し、皮膚の表面に血管が目立ってくるのが特徴です。
ヒリヒリ感や熱感などの刺激症状を伴うことがあり、外的刺激に敏感になります。
この段階では、保湿や日焼け対策を徹底して、進行を抑えることが大切です。
炎症期
皮膚の赤みに加えて、ニキビに似た丘疹(ぶつぶつ)や膿疱(うみを持った発疹)が現れる段階です。
炎症が強まり、肌が荒れやすくなるほか、かゆみ・痛みなどの不快感も出てきます。
このまま放置すると色素沈着や肌の凹凸といった跡が残る可能性があるため、皮膚科での早期治療が推奨されます。
進行期(鼻瘤期)
最終段階では、主に鼻の皮膚に大きな変化が起こります。
組織が肥大し、鼻が赤く膨らんでゴツゴツとした状態(鼻瘤:びりゅう)になることがあり、見た目への影響も大きくなります。
この段階では、内服や外用薬だけでの改善は難しく、レーザー治療や外科的処置が必要になることも。
進行を防ぐためにも、初期段階での対処が重要です。
当院で行う酒さ・赤ら顔の治療
酒さや赤ら顔は、症状の原因や肌の状態によって適切な治療法が異なります。当院では、多角的にアプローチできる治療をご用意しています。患者さま一人ひとりの肌質や生活スタイルに合わせて、最適な組み合わせをご提案いたします。
ロゼックスゲル(メトロニダゾール外用薬)【保険適用】
ロゼックスゲルはの有効成分メトロニダゾールには、酒さの一因とされる毛包虫(デモデックス)やニキビ菌の抑制作用、そして炎症を抑える抗酸化作用があります。
皮膚への刺激が比較的少なく、長期使用にも適している安全性の高い治療薬です。
初期は軽い刺激感を伴うこともありますが、多くの場合は継続することで赤みやヒリつきが改善していきます。
ロゼックスゲルのリスク・副作用
ロゼックスゲルは比較的副作用の少ない外用薬とされていますが、まれに以下のような副作用が現れることがあります。
- 塗布部位の刺激感(ピリピリ感、ヒリヒリ感)
- 乾燥やつっぱり感
- かゆみや赤み、かぶれなどの皮膚炎
- まれに皮膚の発疹やかさぶた
使用初期に一時的に症状が悪化したように感じる「好転反応」がみられることもありますが、多くは一過性です。万が一、症状が強く出たり長く続いたりする場合は、速やかに使用を中止し医師にご相談ください。
ロゼックスゲルの料金
DRX AZAクリア
(医療機関専売スキンケア)
DRX AZAクリアは、赤ら顔や敏感肌の方のために開発された医療機関専売の保湿美容液です。
炎症を抑え、肌バリア機能をサポートする成分が配合されており、酒さの治療と並行して使用することで、外用薬の刺激をやわらげ、肌の回復を助けます。
ロゼックスゲルのような薬とは異なり、毎日のスキンケアに取り入れることで、ゆらぎやすい肌の安定化をサポートします。
DRX AZAクリアの
リスク・副作用
DRX AZAクリアは、刺激に配慮して設計された医療機関専売のスキンケア製品ですが、すべての方に刺激がないとは限りません。まれに以下のような副作用が起こることがあります。
- 使用部位の赤み、かゆみ、ヒリヒリ感
- 乾燥やつっぱり感
- 肌が一時的に敏感になる、刺激を感じやすくなる
- ごくまれに、かぶれや湿疹が生じることもあります
とくに敏感肌や他のスキンケア製品との併用時には、成分の相互作用によって肌トラブルが起こることもあるため、異変を感じた場合はすぐに使用を中止し、医師にご相談ください。初めて使う際は、目立たない部分でパッチテストを行うことを推奨します。
DRX RAZAクリアの料金
メソナJ デリケート
ケアコース
メソナJは、針を使わず有効成分を肌の深部まで届けるエレクトロポレーション機器です。
酒さや赤ら顔の方に向けたデリケートケアコースでは、炎症を抑え、赤みや敏感肌を穏やかに整える専用成分を導入します。
刺激の少ない施術で、薬の副作用が心配な方や、ナチュラルなケアを希望される方にも適しており、継続することでバリア機能の回復と肌質の安定が期待できます。
あなたに合った酒さ治療を
酒さや赤ら顔と一口にいっても、赤みの出方や肌の状態には個人差があります。症状タイプによって効果的な治療法は異なるため、ご自身に合ったアプローチを選ぶことが大切です。
ご自身での判断が難しい場合もご安心ください。ゆみ美容皮膚科クリニックでは、皮膚科専門医が赤みの原因や症状の程度を丁寧に診察し、最適な治療プランをご提案いたします。
症状が進行する前に、まずはお気軽にご相談ください。
よくある質問
酒さと単なる赤ら顔の違いはなんですか?
酒さは赤ら顔とも呼ばれます。酒さは皮膚科的な診断名、赤ら顔は俗名で赤みを帯びている状態の顔のことです。
酒さは自然に治りますか?
酒さは放置すると進行する可能性があるため、自然に治ることはほとんどありません。悪化を防ぐためにも、早期の医療的対応が必要です。
化粧品や自己判断での治療では改善しませんか?
一部の方には市販のスキンケアで一時的な改善が見られることもありますが、酒さのような慢性的な症状には、医療による診断と適切な治療が必要です。自己流のケアで悪化するケースも少なくありません。
男性でも治療は可能ですか?
はい、男女問わず酒さの治療は可能です。実際、男性にも多く見られる疾患で、特に皮脂の分泌が活発な方は注意が必要です。
治療後のスキンケアで気をつけることは?
低刺激・無香料・ノンアルコールの製品を使用し、ゴシゴシこすらないように注意してください。紫外線対策も重要です。DRX RAZAクリアのような医療機関専売の製品がサポートとして有効です。