SkinPlus(スキンプラス)セミナーに参加してきました|hADMを用いた新しい肌育治療
先日、SkinPlus(スキンプラス)に関するセミナーに参加してきました。
今回の講師は、韓国から来日された Dr. Ji Eun Kim。
スキンブースター治療の考え方や、hADMを用いた肌育治療について学ぶ貴重な機会となりました。
SkinPlusは、**hADM(human Acellular Dermal Matrix)**と呼ばれる素材を使用した製剤です。
これはヒトの真皮組織から細胞成分を取り除き、コラーゲンなどの真皮マトリックス構造のみを残したもので、お肌の土台となる構造(ECM:細胞外マトリックス)にアプローチすることを目的とした治療として紹介されています。
ヒト由来のコラーゲンというと、フィラーとして使用されるコラーゲン製剤(いわゆるベビーコラーゲン)を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしSkinPlusは、ボリュームを出すためのフィラーとは異なり、**お肌の環境を整える“肌育治療”**という位置づけになります。
セミナーの中で印象的だったのが、肌治療を「花」に例えた説明でした。
ヒアルロン酸は
お水を与える治療
(プロファイロ、スネコス、ジャルプロなど)
PNやPDRNは
肥料を与える治療
(リジュラン、プルリアルなど)
ジュベルックやレニスナなどのバイオスティミュレーターは
種をまく治療
そしてhADMは
「苗を植える」ような治療
という考え方なのだそうです。
これまでのスキンブースターとは少し異なるアプローチであり、とても興味深い内容でした。
美容皮膚科の分野では、新しい治療や製剤が次々と登場しています。
その中で大切なのは、効果だけでなく安全性や適応についてもしっかり理解することだと改めて感じました。
今回学んだ内容も踏まえながら、患者さまにとってより良い美容医療を提供できるよう、今後も知識をアップデートしていきたいと思います。

ゆみ美容皮膚科クリニック
中山由美
