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しみの種類を見極める大切さ

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こんばんは。     【ピコシュア】 症例のご紹介です。 しみを綺麗にしたいということでご来院されピコシュアをしました。 患者様が気になられていた両頬に点在する褐色斑は、20歳頃からあったというエピソードと、ふつうのしみに比べ褐色斑の辺縁がすこしぼやけて不明瞭で深そうなことからADMを考えました。   また、頬のわりと広範囲、モヤモヤと褐色がかっており、肝斑もあります。 (肝斑は斑点状に点在することはなく、モヤモヤと褐色がかったりベターと茶色くくすんでいる状態です。)   診断としてはADM+肝斑。   ADMはAcquired Dermal Melanocytosis=「後天性真皮メラノサイトーシス」のことです。   ふつうのしみ(老人性色素斑)は表皮内にメラニンがありますが、ADMはそれより深い真皮にメラニンがあります。ふつうのしみはたいがいしみ取りレーザー1回で綺麗になりますが、ADMは深いので数回かかります。PIHのことを考え(経過によりますが)半年はあけるので、半年ごとに数回。   ピコシュアスポットを3回と、ピコシュアトーニングフラクショナルも継続し、ADMも肝斑も綺麗になり、お肌のキメも整ってきました。スポット、トーニング、フラクショナルを組み合わせると、お顔全体の肌の美しさがより際立ちます♪     ADMの場合は、初診時に「ADMなので数回のレーザー(ピコシュアスポット)が必要」とお伝えさせていただいています。   ADMはフォトフェイシャルやトーニングでは良くなりません。しみ取りレーザーのあてかたで、しかも数回必要。   他院でフォトフェイシャルやトーニングをすすめられ何回もしていたのに良くならなかった、という患者様が来られることがありますが、(あーーこの方、ADMなのになぁ~、、お気の毒に。そりゃ効かんわーー!と心の中で思ってしまいます フォトやトーニング、効いてるかどうかわからないまま受け続けるのはお金と時間の無駄ですからね。 )   しみ治療においていかに診断が重要であるか、ですね!!     皮膚の診断、そしてレーザー後の経過もしっかりフォローすることが大切です ♪ (しみ取りレーザーあてっぱなしはダメです。レーザーあててシュッとしみが取れるわけではありません。当院ではしみ取りレーザーの後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後に診せていただき、ちゃんと良くなっていくのを確認させていただいています。)         施術名:ピコシュアスポット顔全体しみ取り放題 【料金】¥88,000 ■効果:しみやそばかす治療 ■ダウンタイム:しみ(やそばかす)のところが黒くなる(1週間前後) ■考えうるリスク:色素沈着、色素脱失、水疱、赤み   ピコシュアトーニングフラクショナル 【料金】 6回¥290,400→¥264,000(税込) ■効果:トーニングはくすみを改善し明るいお肌にします。フラクショナルは毛穴や小ジワを改善しキメを整えます。 ■ダウンタイム:ほぼ無し。赤み2~3時間