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ボラックス試し打ち☆額ヒアルロン酸

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こんばんは♪   アラガン社のジュビダームシリーズの新しいヒアルロン酸ボラックス     (※ボラックスは日本では未発売です。厚生労働省による製造承認は取得していて、安全性は高いです。日本では来年春頃発売になりそうですが、私は早く使いたいので今は海外から個人輸入しています。)     ジュビダームビスタシリーズ史上、最高強度の硬いヒアルロン酸で、あご、額や輪郭形成に向いています。   まずは自分の顔に試し打ちしてから、と思いつつ、なかなかするタイミングがなくて まだ患者さまには使っていませんでした。。   先日、セルフで額にボラックスを入れましたよー(^^)   まずは神経ブロック。   神経ブロックとは、神経節(神経の大元になっているところ)に麻酔薬を注射することです。ブロック麻酔ともいいます。神経節を麻酔すると、その神経支配領域の感覚が無くなります。額の場合、眼窩上神経と滑車上神経の2つ(左右2点ずつ)をブロックすると、額の感覚が完全に無くなります。ほんとに、自分のおでこじゃないみたいになります!(^^)   額のヒアルロン酸は骨膜上に入れる必要があります。その層を綺麗に剥がして注入します。この丁寧な剥離が綺麗に仕上げるコツ。そうじゃないとボコつきます。   剥離はふつうにすると痛過ぎてとてもできないので、神経ブロックが必須です!でも麻酔をしっかり効かせていたら全くの無痛なので大丈夫(^^)     自分で実際やってわかることって色々ありますね。   神経ブロックって、神経節の位置を外してしまったら効かない。笑(当たり前だけど)。はじめ右半分はバッチリ効いてて、左半分は効いてなかった。。     だからその場合は、位置をずらして麻酔薬を追加。(←これはほとんど痛くない!!)     神経節に麻酔薬が効いたら完全無痛!!(^^)   少し位置をずらして麻酔薬追加(神経節にちゃんと効くまで!)は患者さまにして差し上げるべきって、身を持って思いました。ちょっと痛いなーって我慢するのと、完全無痛!!では全然違うから。   完全無痛になってから、額にヒアルロン酸を注入します。     額ヒアルロン酸の動画をインスタのストーリーにアップしたら、色んな人からすごく反響が!めちゃシュールだったみたい!笑 その動画がこちら↓閲覧注意。注射系苦手な人は見ないでくださいね!!     真ん中からと両サイドからの3ヶ所から綺麗な形になるように注入します。 注入直後はこんな感じ。   丸いおでこ、気に入りました(^^)   当初2cc入れようと思っていたのですが、1年前にも額に2cc入れていたので、さらに2cc入れたらでこっぱちみたいになりそうだったので(笑)、2ccはやめて、結局額には1.4cc、残りの0.6ccを左右のコメカミに0.3ccずつ注入しました。       印象としては、おでこ丸いほうがお顔がかわいらしく♪若く♪女性らしく♪なり、平らだったりゴツゴツしてるほうがお顔が男性っぽくなります。加齢と共に骨が萎縮するので、平らになるのです。 (ちなみに男性の場合は、おでこ平らで眉のところが突出して横から見たらくの字になってるのがカッコいいのですよ♪)     イメージとしては、 丸いおでこ→リカちゃん人形、 平らゴツゴツ(眉突出)おでこ→ゴルゴ13 みたいな感じかな。   ボラックスを使った感想としては、他のヒアルロン酸よりも少量で形を綺麗に作れるということです!触ってもブヨブヨしないし、流れない!すごく硬いから、形を作るのに最適!! その分、ゴマかしは効かないので、綺麗に形を作りますね♪     これからは、額、あご、輪郭形成にボラックスを使っていきます(^^)